短足の私でも！すらっとしたアスリート脚を夢見て

<h2> 普通体型、それも痩せ型よりの健康志向！？</h2>

35歳の兼業主婦です。私は小柄で普通体型です。でも、長い間、周囲の人々による意識の刷り込みから「自分はポッチャリ系」と思い込んできました・・。

実際には普通体型、それも痩せ型よりの健康志向なのですが、そうは思わなかったのです。と言うのも、少し短足でプロポーションがあまりよくなく、しかも父親ゆずりの太めの足をしていましたからです。自分で下半身を見下ろすたびに「うーん、下半身ポッチャリだよなあ」と思っていたのです。

<h2>  女性アスリートたちのような、引き締まった美脚を手に入れたい！その一心でトレーニングに励む日々・・</h2>

近年、健康のためにウォーキングをはじめ、次いでジョギングをするようになりました。「こんな短足の私が走っていたらみんな面白がるだろうなあ、」と自嘲しながらのトレーニングでした。でも、ある時バス停のガラス板に映った自分の姿のシルエットをよく見たら、ふくらはぎのところがレギンスごしに「ぽこん」としていたのです。

こ、こ、これはもしや筋肉！？と舞い上がるような高揚感に包まれました。その瞬間、私の頭の中には「世界陸上」TV中継などでぼんやり見ていた、アスリートたちの美しい脚のイメージがぐるぐると湧き上がってきたのです。

こんな私、短足の私でも、一生懸命トレーニングに励んでいれば、いつかはあんなすらっとした美脚を手に入れることができるのではないか…！？一瞬にして夢が舞い降りてきた瞬間でした・・。

その後も私は地元のスポーツ教室などに通い続け、また自分だけでのジョギングなどにもこつこつと励みました。誰にも言えませんでしたが、あの女性アスリートたちのような、引き締まった美脚を手に入れたい！その一心で、黙々と走行距離をこなしていったのです。

意識して観察すると、確かに自分の足は以前のようにぽよよんとした「のんきなポッチャリ短足」としてのふくらはぎ・太ももではなくなっています。まだまだアスリート脚には遠いとは言え、やや「キリッと引き締まってみました！」という感じで、少しずつ不要なセルライトが剥がれて行っている感じです。


<h2> ブーツを磨いてリサイクルショップに・・。もう少し、余裕とともにはける「スラッとしたロングブーツ」を探しています</h2>

このようにして2年が経ちました。私はまだまだ前途多難とは言え、「いつかは近づける！アスリート美脚」を目指して、順調にこつこつ前進していると思っていたのです。そんな折、家の整理整頓をしていたら、古いブーツが出て来ました。流行おくれのピッタリしたデザインで、若い頃に何度かはいたものの、ふくらはぎがきつくて多用しなかったものです。

あの頃に比べてだいぶ引き締まった現在なら、ひょっとしてこのブーツが似合うかも…？そんな一縷の望みを抱いた私は、意気揚々とブーツを試しばきしました。…そして落胆しました。結局、ピタピタブーツはふくらはぎの部分がギチギチで、ジッパーが全く容易に上がりません。

セルライトでとまっていたものが、今度は筋肉によって阻害されているのです。ぽよぽよにせよ引き締まったにせよ、要するに私の足は、何をどうしても「ほっそり」カテゴリーにはならない、という残酷な事実が付きつけられたのでした。

私はブーツを磨いてリサイクルショップに売りました。過去にとらわれてはいけません、アスリート脚を夢見るなら前進あるのみなのです。それでも、もう少し余裕とともにはけるスラッとしたロングブーツはないものかな、と探しています。